子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を防ぐワクチンです。HPVは子宮頸がんなど多くの病気の発生に関わっています。最近では若い女性に子宮頸がんの患者が増えていると言われています。
子宮頸がんワクチン(HPV)は小学校6年~高校1年相当の女性を対象に定期接種として行われているワクチンです。令和4年4月より対象となる女性に順次行政から個別通知が発送されています。
ワクチンには2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)がありますが有効性には違いがないと言われています。接種による有効性や有益性が副作用のリスクを上回ることが示されています。子宮頸がんワクチン(HPV)接種の大切さを考えていただきたいと思っています。当院では個々の相談にも応えながらワクチン接種を実施しています。